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今週の進学ニュース/10.4-10.9

地方の医師不足対策 医学生に新奨学金検討 文科省 …2009/10/5 朝日新聞
 川端達夫文部科学相は、医学部生が卒業後に地域医療に従事すれば返済を一定期間猶予する国の奨学金制度を新設するよう、同省の事務当局に指示した。地方の医師不足を解消するきっかけにしたいといい、早ければ来年度の実施を目指す考えだ。
 地方の医療現場では、勤務医が足りないことで個々の負担が重くなり、辞めて都市部の病院に移ったり開業したりしてさらに人手不足が進む悪循環が起きている。これに歯止めをかけるため、自治体ではすでに、独自の条件を付けた奨学金で地元に医師を定着させる動きが出ている。
<中略>
 文科省はこうした各地の事例を参考にしつつ、返済猶予だけでなく免除も視野に入れて制度のあり方を詰める。

 
 自治体で言えば鳥取県など、大学単位で言えば自治医科大学などは既にこういった形での奨学金が制度として認められています。今回の指示は、このような形での奨学金を全国規模で行なおうというもので、非常に注目されます。
 
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センター試験追試、2週間後に延ばす 新型インフル対策、全国で実施 …2009/10/8 NIKKEI NET
 新型インフルエンザの感染拡大に対する大学入試での対応策を検討していた文部科学省は8日までに、本試験から1週間後に実施していた大学入試センター試験の追試験日を2週間後とし、1月30、31日に実施する方針を決めた。新型インフルエンザの治療期間などを考慮し、間隔を広げた。
 追試会場も従来の東京と関西地区の2カ所から増やし、全都道府県に会場を確保する方針。本試験は予定通り1月16、17日に実施する。本試験当日は発熱やせきなどの症状が出た受験者がいた場合に備え、マスクなどを準備、別室受験も行う。

 
 猛威を振るう新型インフルエンザによってセンター試験の本試験を欠席した受験生に対し、治療にかかる日数を考慮した日程での追試験を実施するという方針が決定されました。さらに、各大学での個別試験に対しても追試験の実施を要請する方針だそうです。
 ただ、試験会場の確保や、私立大学の入試日程との兼ね合いがどうなるのか気になるところです。

 
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東大は22位、京大は25位 世界大学ランキング …2009/10/8 共同通信
 英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は8日までに、今年の「世界大学ランキング」を発表、日本では東京大が22位(昨年19位)、京都大が25位(同25位)など計11校が上位200位に入った。
 1位は米ハーバード大で、2004年の開始以来6年連続トップを維持。2位以下は英ケンブリッジ大、米エール大、英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)の順だった。アジアの大学では、香港大が24位(同26位)、中国の清華大が49位(同56位)などで、東大がアジアのトップを維持した。
<中略>
 ランキングは世界の大学関係者、企業の人事担当者の評価や、研究論文の引用回数、スタッフ1人当たりの学生数など、教育力と研究力を総合的に分析して決める。
 日本の大学では、大阪大43位(同44位)、東京工業大55位(同61位)、名古屋大92位(同120位)、東北大97位(同112位)、慶応大142位(同214位)、早稲田大148位(同180位)、九州大155位(同158位)、北海道大171位(同174位)、筑波大174位(同216位)となっている。

 
 上位200位に入った日本の全11校のうち、東大・京大以外の9校はいずれも昨年度より順位を上げています。また、アジア地域全体がランクアップしているようで、その要因として、英語での研究論文が国際専門誌に掲載されると優位になることから研究者・大学がアピールを重視したことなどが挙げられています。

2009年10月10日

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